中学生です。 将来の進路は決まっていません。 夢は小説家です。 自分で描いた小説を、自分で漫画...

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0:3500中学生です。。

将来の進路は決まっていません。。

夢は小説家です。。

自分で描いた小説を、自分で漫画に起こ、自分が主演で映画化するまでが野望です。。

意見をいただいて書き換えた小説です。。

中学生です。。

将来の進路は決まっていません。。

夢は小説家です。。

自分で描いた小説を、自分で漫画に起こ、自分が主演で映画化するまでが野望です。。

意見をいただいて書き換えた小説です。。

率直な感想と評価を頂きたく思っております。。

ー 夜のリビングは苦手だ。。

ある。。

ベランダの窓が、普通より痩せて制服もまともに着れない僕を反射するのとか。。

誰も必要以上に喋らないから、生活音だけが耳を掠るのとか。。

和食がいいのにファミレスみたいな洋食が置かれるのとか。。

母親と二人だけで言葉を交わさなければならないのとか、特に。。

「あんた、来週から一人暮らしね。。

」 別に食べたくもない夕食中、母が突然に言い放った。。

「え、ちょ、どういうこと。。

」 「私、ちょっと海外に住もうと思って。。

」 昔から自由奔放天然気質の母だったが、まさかの事だった。。

「どうも行かないといけないの。。

」 「ええ、彼氏との新婚旅行だものー。。

」 「は…彼氏、いたの。。

」 「多分明日には籍入れるからあんたの父親よ。。

」 うちは片親だからいつかはそういうこともあるかもしれない。。

とは言われてはいたが、ここまで急とは思っていない。。

ただ、それもなんとなく日常だったし多少ばかり好きではあった。。

だから、聞く分には聞いておく。。

「どんな人?」 「えぇ?やっぱあんたも気になる。。

まぁ父親だものね。。

」 気になる、というよりも、気になってあげた、の方が適切な表現な気もしないでもないが。。

結局夜はその話題で盛り上がり、夜中の三時くらいに寝床へついた。。

けれどやけに眼が冴えて、何時か以来の夜の心地よさを思い出いた。。

複雑で、難解で。。

よくわからないけれど、何処か落ち着いた感じ。。

そんな夜だったからなのかは果た分からないが。。

父親というものへの興味や、単純に母が恋を楽しんでいるのが嬉しく感じている自分がくっきりと分かって、とてもとても綺麗だったように思う。。

朝。。

冬休みで学校もないがとりあえず起きて洗面所へ行くと、ずらと並べてあった化粧道具はきれいさっぱりなくなって、代わりに今まで隠れていた、禿げた洗面台がこれでもかというほどに、激しいむなやけと現実を突きつける。。

僕は禿げた洗面台にぽつんと置いてあるブラシを手に取り、肩まである不揃いの薄い黒髪に通。。

いつもなら、丁寧に結って父の形見の赤い髪ゴムで留めるところだが、今日は特別。。

おろままで何にもしない。。

だがそんな特別をもっても、いやな気持ちは収まらない。。

もう何秒も耐えていられなくて、でも虚無になる方法も知らなくて、ふいに目に入ったニュースに視線を傾けた。。

『昨夜未明。。

数日前から行方不明となっていた動物園の看板ウサギ、めーちゃんが、多くの歓声と安堵の声に包まれながら動物園へ帰還しま。。

』 顔のいいモテそうな若手アナウンサーが淡々と低めの声で話いた。。

さも当たり前のように歓声を受け園内へ帰っていくウサギの姿が無性にイラついて、選択の余地もなくテレビの電源を落とし、とりあえず食糧を探しに外へでることに。。

ジャージの上からもう一枚、母のクローゼットから適当に引っ張ってきたダウンを羽織る。。

靴はこの間従妹に貰った真っ白のスニーカー。。

適当に着ただけなのに謎におしゃれになったのを確認し、玄関の扉を押しまたぐ。。

すると清々しく澄んだ冷気が体全体を駆け巡り家へ広がった。。

それだけなのに、まるで新春が来たかのように晴れ晴れと心地になる。。

「あれ、れいちゃん。。

お帰り」 「かなた…。。

」 扉を開けた先には、片手に大きなビニール袋を、もう一方の手で家の門を開けている従妹の姿があった。。

「なにんの。。

」 「えぇ~?れいちゃんちに入ろうとんの。。

」 「違うそうじゃない。。

」 「ふふふ、サプラーイズ!」 「は」 「寂しいかなって。。

それにもオシャンティ~~。。

どっか行くの」 「そういう訳では…。。

」 「あらそう。。

」 そう言いながら安心とでも言いたげに笑みを浮かべ、手に持ったビニール袋を差し出くる。。

いつもの如く、酒とつまみ、少しばかりの夕食が詰まった袋は重く、よくここまで運んだものだと危うく感心しかけて、袋の中身を思い出し、それもまたいつもの如く彷徨らしいと落胆の数歩手前だったりする。。

そんなことはつゆ知らず、本人はもうすでに酒が入っているのか、鼻歌を歌いながら台所のシンクで手を洗っている。。

そんな静かな鼻歌と自分よりも一回り二回りほど大きな背中に、よく分からないほど微弱に、恋愛的に惹かれたということは黙っておこうと思う。。

「かなた、居ないよ。。

」 「ん~? うん。。

知ってる」 「あ、そう。。

じゃあ何で来たの。。

」 「冷たいねぇ。。

特に理由はないけど、ちょっくら観光をしようかと思ってね」 「仕事は。。

」 「休み。。

繁忙期がちょうど終わったから、みん補足従妹を男にするか女にするか迷っています。。

男ならならば、フラフラいるが頼りがいと色気と愛嬌。。

女ならば、。。

主人公の恋愛対象にはなりますが性別は関係なく、キャラとどちらがいいでしょうか。。

小説 | 将来の夢1