中学生です。 将来の進路は決まっていません。 夢は小説家です。 自分で描いた小説を、自分で漫画...

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21:0600中学生です。。

将来の進路は決まっていません。。

夢は小説家です。。

自分で描いた小説を、自分で漫画に起こ、自分が主演で映画化するまでが野望です。。

最近、描いた中で1番好きな小説です。。

中学生です。。

将来の進路は決まっていません。。

夢は小説家です。。

自分で描いた小説を、自分で漫画に起こ、自分が主演で映画化するまでが野望です。。

最近、描いた中で1番好きな小説です。。

率直な感想と評価を頂きたく思っております。。

__ 寒波のひどい穏やかな冬になって、少しばかりが経遇のだと思う。。

「おい中野。。

授業に集中しろー」 グラウンドの景色をぼんやりと眺めていると教卓からうざったい説教が飛んでくる。。

クラスメイトの冷ややかな視線と共に、そういえば今は現国の授業だったと思いだし、日本国民の義務感故か数秒ほど救師を眺めたが、それもまた違うと感じ、僕は再び昨夜の出来事を思い出いた。。

「あんた、来週から一人暮らしね。。

」 夕食中、母が突然に言い放った。。

「え、ちょ、どういうこと。。

」 「私、ちょっと海外に住もうと思って。。

」 昔から自由奔放天然気質の母だったが、まさかの事だった。。

「どうも、行かないといけないの。。

」 「ええ、彼氏との新婚旅行だものー。。

」「は…彼氏、いたの」 「多分明日には籍入れるからあんたの父親よ」 うちは片親だからいつかはそういうこともあるかもしれない。。

とは言われてはいたが、まさかここまで急とは思っていない。。

ただ、それもなんとなく日常だったし多少ばかり好きではあったので、一向に整理の付きそうのない感情からは目をそらし、一旦受け入れることにする。。

「どんな人?」 「ええ?やっぱあんたも気になる。。

まあ父親だものね。。

」 気になる、というよりも、気になってあげた、の方が適切な表現な気もしないでもないが。。

結局その夜はその話題で盛り上がり、夜中の三時くらいに寝床へついた。。

けれどやけに眼が冴えて、何時か以来の夜の心地よさを思い出いた。。

複雑で、難解で。。

よくわからないけれど、何処か落ち着いた感じ。。

そんな夜だったからなのかは果た分からないが。。

父親というものへの興味や、単純に母が恋を楽しんでいるのがしく感じている自分がくつきりと分かって、とてもとても綺麗だったように思う。。

気が付くと、学舎から見える空は、穏やかで乾ききった風から、湿り切った雨に変わっていて、次の体育も自習に変わっていた。。

というか、今日から父親ができるのか……。。

家へ帰ると言伝通り母は旅行に出かけていて、僕は家に一人。。

洗面所にずらと並べてあった化粧道具はきれいさっぱりなくなって、代わりに今まで隠れていた、禿げた洗面台がこれでもかというほどに、激しいむなやけと現実を突きつける。。

そんな気持ちに何秒も耐えていられなくて、でも虚無になる方法も知らなくて、ふいに目に入ったニュースに視線を傾けた。。

『昨夜未明。。

数日前から行方不明となっていた〇‪✕‬‪‪動物園の看板ウサギ、めーちゃんが、多くの歓声と安堵の声に包まれながら動物園へ帰還しま。。

』 顔のいいモテそうな若手アナウンサーが淡々と低めの声で話いた。。

さも当たり前のように歓声を受け園内へ帰っていくウサギの姿が無性にイラついて、選択の余地もなくテレビの電源を落とし、とりあえず夕飯を探しに外へでることにする。。

ジャージの上からもう一枚、母のクローゼットから適当に引っ張ってきたダウンを羽織る。。

靴はこの間、従兄弟に貰った真っ白のスニーカー。。

適当に着ただけなのに謎におしゃれになったのを確認し、玄関の扉を押しまたぐ。。

すると清々しく澄んだ冷気が体全体を駆け巡り家へ広がった。。

それだけなのに、まるで新春が来たかのように晴れ晴れと心地になる。。

「あれ、れいちゃん。。

お帰り」 「かなた…。。

」 扉を開けた先には、片手に大きなビニール袋を、もう一方の手で家の門を開けている従妹の姿があった。。

「なにんの」 「えぇ~?れいちゃんちに入ろうとんの。。

」 「違うそうじゃない。。

」 「ふふふ、サプラーイズー」 「は」 「寂しいかなって。。

それにもオシャンティ〜〜。。

どっか行くの」 「そういう訳では…。。

」 「あらそう。。

」 そう言いながら安心とでも言いたげに笑みを浮かべ、手に持ったビニール袋を差し出くる。。

いつもの如く、酒とつまみ、少しばかりの夕食が詰まった袋は重く、よくここまで運んだものだと危うく感心しかけて、袋の中身を思い出し、それもまたいつもの如く彷徨らしいと落胆の数歩手前だったりする。。

そんなことはつゆ知らず、本人はもうすでに酒が入っているのか、鼻歌を歌いなから台所のシンクで手を洗っている。。

そんな静かな鼻歌と自分よりも一回り二回りほど大きな背中に、よく分からないほど微弱に、恋愛的に惹かれたということは黙っておこうと思う。。

「かなた、居ないよ」 「ん~?うん。。

知ってる」 ― 続きは言っていただければ投稿いと思っております。。

ここまでご覧頂き誠にありがとうございま。。

補足こちらの都合上により、本来よりも誤字が多くなっております。。

何卒ご理解頂けますようよろしくお願いします。。

小説 | 将来の夢6